「インスタやFacebookを頑張っているけれど、なかなか来店につながらない」「Googleマップをどう触ればいいかわからない」と悩んでいませんか?
今の時代、お客さんは「SNSで素敵なお店を見つけ、Googleマップで行き方を調べる」という動きをセットで行っています。つまり、SNSとGoogleマップをバラバラにやるのではなく、セットで動かすことが、無理なくお客さんを増やす一番の近道なのです。
この記事では、難しい用語を使わずに、明日からお店で取り組める「マップとSNSの合わせ技」をわかりやすく解説します。
- なぜ、マップとSNSを一緒にやるべきなの?
1.1. スマホでお店を探すのが当たり前の時代
今の私たちは、お腹が空いたら「近くのラーメン屋」、髪を切りたくなったら「近くの美容院」とスマホで検索します。そこで一番に使われるのがGoogleマップです。マップで見つけてもらいやすくすることは、看板を大通りに出すのと同じくらい重要です。
1.2. SNSは「きっかけ」、マップは「決め手」
InstagramなどのSNSは、写真や動画を見て「わあ、美味しそう!」「おしゃれ!」と、お店を知ってもらうきっかけになります。でも、それだけでは場所がわからず、忘れられてしまうことも。そこでGoogleマップの出番です。SNSで興味を持った人を、スムーズにマップへ誘導して、実際の来店につなげます。
1.3. セットで使えば、集客がもっと楽になる
「いつか行ってみたい」と思っているSNSのフォロワーさんと、「今すぐ行きたい」とマップで探している人。この両方にアピールすることで、お店のファンがどんどん増えていきます。
- Googleマップで「選ばれるお店」になるコツ
Googleマップで自分のお店を上のほうに表示させるには、いくつかポイントがあります。
- 情報の正しさ: メニューや営業時間が最新か。
- 場所の近さ: お客さんが今いる場所から近いか。
- お店の有名さ: ネット上でどれだけ話題になっているか。
実は、SNSで話題になればなるほど、Googleは「この店は人気があるな」と判断し、指名検索が増えたり、複数の要因でマップでも上のほうに出やすくなります。 SNSを頑張ることが、そのままマップの順位アップにつながるのです。
- マップの情報をSNSに活かして、来店をスムーズにする
SNSに投稿するとき、ちょっとした工夫をするだけで「予約」や「来店」がぐっと増えます。
- 「Googleマップで確認」という言葉を添える: SNSでお店を紹介するとき、住所だけでなく「Googleマップで『〇〇店』と検索してね」と書いたり、マップのリンクを貼ったりしましょう。
- 「今すぐ行く」を助ける: 素敵な写真を見て「ここ行きたい!」と思った瞬間に、すぐ場所がわかるようにしておきます。プロフィールのURLをGoogleマップの設定にしておくと、お客さんは迷わずに済みます。
- 今日からできる!4つのステップ
具体的に何をすればいいか、順番に説明します。
ステップ1:お店の情報を「一文字」まで合わせる
お店の名前、住所、電話番号を、Googleマップ、ホームページ、Instagram、Facebookなど、すべて全く同じ表記にしてください。「1丁目2-3」と「一丁目二番三号」など、細かい違いも統一するのがコツです。
ステップ2:お客さんに「投稿」してもらう
お客さんが自分のお店をSNSにアップしてくれるよう、工夫しましょう。
- 「#お店の名前」をつけて投稿してくれたら、小さなおまけをプレゼントする。
- 思わず写真を撮りたくなるような、盛り付けや飾り付けを工夫する。
- Googleマップに感想(クチコミ)を書いてもらえるよう、レジ横に案内を置く。
ステップ3:マップとSNSで同じ情報を発信する
新しいメニューやキャンペーンを始めるときは、SNSだけでなくGoogleマップの「投稿」機能も使いましょう。マップを見ている人に「今、こんなことをやっています!」とアピールできます。
ステップ4:お客さんの声を聞く
Googleマップに届いたクチコミには、必ずお返事をしましょう。また、SNSで「いいね」が多かった写真は、Googleマップのトップ写真に使うと、さらにクリックされやすくなります。
- 成功の秘訣と、気をつけること
成功事例:ある居酒屋さんの話
そのその居酒屋さんは、クチコミは多かったのですが、Googleへの投稿を初めてSNSも定期的に発信したことで、インバウンドの来店が発生したりして、売上のベースアップを成功させました。
気をつけること
- 情報の更新を忘れずに: 営業時間が変わったのに、マップが古いまま……というのは一番もったいないです。
- 宣伝ばかりしない: SNSは交流の場です。宣伝ばかりではなく、店の想いや、ちょっとした日常も見せることで、親しみやすいお店になります。
- まとめ
GoogleマップとSNSは、いわば「お店の看板」と「チラシ」のような関係です。 これらを別々に考えるのではなく、手を取り合うように連携させることで、これまで届かなかったお客さんにもお店の魅力が伝わるようになります。
まずは、「お店の名前や住所が全部同じになっているかチェックする」ところから始めてみませんか?
最後に:あなたのお店、ネット上のあちこちで「迷子」になっていませんか?
ここまで「GoogleマップとSNSの連携」についてお伝えしてきましたが、実はもう一つ、見落としがちな落とし穴があります。
それは、自分でも気づかないような「街の検索サイト」や「電話帳サイト」にお店の情報が勝手に載っていて、その内容が古いままで放置されていることです。
GoogleマップやSNSの情報をいくら整えても、ネット上のどこかに違う住所や古い電話番号が混ざっていると、Googleは「どの情報が正しいの?」と混乱して、お店の評価を下げてしまいます。
でも、数えきれないほどあるネット上の情報を一つずつ探して修正するのは、至難の業ですよね。実は、これらネット上のあらゆる情報を、まとめて一気に正しく整える仕組みがあるんです。
「うちのお店の情報は大丈夫かな?」「もっと効率よく集客したい」と感じた方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。あなたの街の人気店づくりを、情報の整理からしっかりサポートさせていただきます!


